今度こそ、
今度こそ。


大切な人や想いは

いつも気づいたそばからオレの手をすりぬける。






18.離れてわかるキモチ 前





が目が覚めたのは、それから丸1日ほどたったころ。


「ねぇ、キミ忘れてないかい?」

え・・・?

声がする。
聞いたことのない、男の人の声。

あなたは・・・誰・・・?
忘れているって、・・・なにを?




「キミは異世界の人間だろ。カカシさんとは結ばれちゃいけない、だってキミはいずれ元の世界へ戻るのだから。」





「暗部がになんの用だ?」

わずかな別の気配を感じて、待機していた部屋のすみから顔を上げるとそこには暗部面を被る男が1人。

目一杯警戒してみせるが、そこは暗部の人間。
少しの動揺もみせない。


「ムサシ・・・・見つかっちゃったね。」


名を呼ばれ、思わずムサシが油断したすきをついてその人物は瞬身でその場から消えていった。



「アイツは・・・。」

なぜ、アイツが・・・ここにいた。



ムサシはその眉間に皺を寄せるが、すぐにが身体を起こすのが目に入りそちらに集中した。


?オイ、なんともないか?」

そばにより鼻をひくつかせてみたが、そこにチャクラの痕跡は見当たらない。


「うん、大丈夫。」

の顔色はカカシの病室で見たときよりもいくらかましにはなっていた。


「ムサシくん・・・私、目が覚めたよ。」

「ん?・・・あ、あぁ。」


ムサシには、その時はの言葉の意味が分からなかった。



「もう起きて大丈夫なのか?」

リビングに向かうに、心配そうにムサシが後につく。

「うん、久しぶりにぐっすりと眠ったから。」

「そうか・・・。そういえばカカシ、今日で退院してくるって言ってたぞ。」

ムサシのその言葉に、ピクッと肩を揺らしは振り返ると



「そうなんだ、じゃあ退院祝いしなくちゃね。」


にこりと、笑った顔が。

しばらくぶりとはいえ、どこか寂しそうに見えたことに




どうして俺は気づいてやれなかったのだろう。




まだそんなに動き回れる程の元気はないから、と言うに頼まれて代わりに俺は里の店を回っていた。


「あれ・・・ムサシ?」

「カカシ、そうか。もうそんな頃合いか。」

「オマエなにして・・・家は?は?」

病院から家に向かう途中だったカカシは、
今頃は家にといるであろうとばかり思っていたので、ムサシが1匹で里を歩いていたことに驚いた。


がお前の退院祝いしようって、まだあんまり外をうろつくのもあれだからな。頼まれて俺が代わりにおつかいをやってるって訳だ。」

「そうなの・・・ま、いいや。さっさと帰ろう、が待ってる。」

「なっ、ちょ。オイ!・・・なんだ?カカシの奴。」

妙な胸騒ぎを感じて、カカシはムサシを急かし家へと向かった。





「ただーいま。」

しんと静まり返った部屋に、カカシの声は驚くほど吸い込まれていった。
当然あるものだと思っていた「おかえりなさい。」の一言が返ってこない。


もちろん、彼女の姿もそこにはない。




うそだ。




どんどん跳ね上がっていく鼓動を抑えながら、カカシは靴を脱ぐのもそこそこに次々と部屋の全てのドアを開けていく。




・・・・ッ!!」



家のドアを開けた瞬間から、なんとなく気配で分かっていた。

そこにはもう、




愛おしい人はいないのだということは。


「カカシ!」

ムサシに呼ばれて、顔を上げるとリビングの机の上には一枚の紙。



『ありがとうございました。お元気で。  




その脇には、過去に自分があげた銀色のネックレスと渡してあった生活費が入った財布、
申し訳なさそうに封筒に入れられた、が初めてこの里で稼いだ報酬。

それから、一番最初に渡したこの部屋の合鍵。



は、自分との思い出のすべてを置いて出て行った。



「そんなッ・・・なんで。・・・なんでよ、。」

カカシはその場に崩れ、時が経つのも忘れてそうしていた。

動けずにいる自分の代わりに、ムサシがまだ近くにいるかもしれないと外へと出て行ったが
しばらくして戻ってきた気配がムサシのものだけなことに、オレは全てを悟った。


傷つけたから、もうオレなんて顔も見たくないってコト?
あのおかえりなさいの言葉は、少なくとも話し合うチャンスはくれたってことなんじゃなかったの?



が部屋を出て行ったことに、

カカシは自分は許されなかったのだと



もう手遅れなのだと絶望した。




「・・・三代目に・・・報告してくる。」

よろよろとようやく立ち上がり先ほど帰ってきた玄関ではなく窓を開け、カカシはその枠に手足をかけた。

「あぁ、俺も行く。」

「どうして?」

後につこうと立ち上がったムサシを、振り返って不思議そうにカカシは見つめている。


その瞳は、


「どうしてって、三代目に会ってその後を探しに行かないのか。」



四代目を失った頃と同じ、もしくはそれ以上。



「いかない。・・・逢いたいなんて思わない、こんなのもうたくさんだ。」

スキだって執着なんかするから、失う。
欲しいって思うから、傷つける。

だったら、もう何も望まない。




元々忍は道具なんだから

こんな風に思うなら、こころなんてもういらない。




その背中が震えていて。
幼い頃からずっと一緒にいたムサシは、カカシの過去からその孤独を思い

責めることも、叱咤することも出来なかった。



だけどな、カカシ。

お前二度とに逢いたくないなんて、本気で言ってるのか?
と過ごした日々は確かにあったかくて幸せだって思ったんじゃないのか。


せっかく取り戻した人間らしいお前の心を、簡単に手放してもいいのか・・・全部が教えてくれたんだろう?




「そうか、出ていったか。」

「里に危害を加える可能性はまったくないかと。」

「じゃろうな、それはあの子をひと目見たときからわかっておる。」


「・・・全ての責任はオレにあります。」


が行方をくらませたことで、名目上監視役であったカカシは三代目のもとへと報告に来ていた。
結局その足元にはムサシも控えている。

「カカシ。」

「はい。」



にもう1度逢いたいと思うか?」



肯定も否定の言葉もすぐには出てこない。

「半刻やろう、それまでに決めてこい。」

「え?」

言葉の意味が飲み込めないカカシをよそに、三代目は「それ以上は待てん、行け。」と手をふって退出するように促す。
退出しろ、と言われてしまえばそうする他ない。

しかし、なぜオレに考える猶予を持たせたのか。
諦めの意思が全身に満ちていることくらい、あのじーさんなら簡単に分かったはずなのに。
それに、逢いたいと言えば逢わせてくれるのか?三代目は居場所を知っているのか?


退室した後、カカシは猶予の半刻の意味を考えようと里内で一番静かであろう高台を目指した。


「あ!カカシせんせー!!」

「・・・ナルト。」

正直、今会いたくない人間のうちの1人だった。
しかし見つかった手前、担当教師として逃げるわけにもいかない。


「やぁ、元気だったか。」

「もっちろん!俺ってばカカシ先生が寝てる間にむちゃくちゃ修行したもんねー。」

今度先生にも強くなった俺を見せてやるってばよ、と子どもらしい元気さいっぱいでナルトは張り切っていた。

「あれ〜?ムサシがいるのにねーちゃんは一緒じゃないのかってばよ?」


こんな時に限って、鋭いんだから・・・オマエは。


カカシはうまくその場を誤魔化すつもりでいた。
が居なくなったなどまだ不確かなことが多い中、下忍でましてやことさら懐いていたナルトに言うべきことではない。


「ナルト、はね」

「いなくなった。」

「ちょ、ムサシ?!」

カカシの思いとは裏腹に、ムサシは真実を告げた。
主人の意に逆らったことに驚き、その目いっぱいにムサシを見る。


「いなくなったって、どーいうことだってばよ!カカシ先生!!」

ムサシの言葉に、今にも掴みかからんばかりの勢いでナルトは詰め寄る。
思いがけないその場の状況に、カカシは少々鼻息の荒いナルトを遠ざけてハァ、とため息を1つ。


「・・・言葉通りだよ。見てただろ?オレが眠っている間のの様子。」



愛おしそうに、眠り続けるカカシを見つめる
その視線は

子どものナルトにもわかるくらい、柔らかくて。あったかくて。


ねーちゃんや、・・・かーちゃんがいたらこんなかんじなのかなって。
その時のカカシ先生がすげーうらやましく思ったんだ。

「でも、・・ッでも!」



は自分の意思で出て行ったんだ。それを無理矢理探し出して連れ戻す権利はオレにはない。」




「カカシせんせーの弱虫野郎!!!」

ナルトは火がついたようにこぶしを振り上げカカシに向かっていったが、そこは腐っても上忍師。
簡単に殴られなど、しない。

殴られてもやらない。


「オレを殴りたきゃ、まだまだ修行がたらんな。」

「・・・っなんで、」

「ナルト、忍の心得忘れたなんて言わせないぞ。」



俺は、まだまだガキだから。
ねーちゃんがどんな想いで、毎日カカシ先生んとこに通ってたかなんてわかんねぇ。

けど、けどな先生。

俺にだって、誰かを大切に想う気持ちくらい知ってるってばよ。
イルカ先生が、火影のじーちゃんが教えてくれた。

カカシ先生だってその内の1人じゃねーか!!



ねーちゃんは、カカシ先生のこと大切に想ってた。


カカシ先生だってそーじゃなかったのか?

お互い想いあってるくせに。


忍びだからって、なんで素直になんねーんだよ。


「・・・たしかに忍は心をもっちゃいけないって決まってるってばよ。」

「あぁ、・・・それでいい。それこそ忍に求められる」
「でも!忍の前に男だろ、人だろ。」

「ナルト、オマエ。」




「素直になれよカカシ先生!!忍が忍の前に心をもった人間でもいちゃいけねーなんて、んなもんくそっくらえだ!!!」



あぁ、先生。

アナタの息子は、こんなにもまっすぐで



下ばかりを向くオレには、いつもまぶしい。



「それも・・・そーね。」

ナルトを見る眼差しの奥には、今でも大切に思う彼の父親がわずかに見え隠れする。




そしてカカシはナルトとその場で別れ、行き先を再び火影室へとむけた。

「・・・ありがと、ムサシ。」

「お前の気持ちはわかる・・・臆病になるのも、しょうがないことだ。でもな、相手が生きてるうちはいくらだって取り戻せるんだぞ。」


足元を駆ける、幼いころから一緒に過ごした忍犬を見るその瞳にはしっかりとカカシ自身の心が映っていた。


あぁ、そうだ。
オレもも、まだ生きて話しが出来るんだ。



「ナルトは成長したのぅ。」

戻るなり三代目にそう言われ、カカシは心で小さく覗きかよじーさん。とつい暗部時代のくせで悪態をついた。
しかしそんなことなどおくびにも出さず

「えぇ・・・あの子にはいつも驚かされますよ。」


ガキだ、ガキだと思っていたのに

いつの間にやら、忍の根底を覆そうとするまでになっちゃってまぁ。


「さて、ではやっと本題にうつろうかの。すでに里にはおらんようじゃし、あまり悠長にしている暇はない。」

なにせ、彼女は一般人。
そのうえ生活に必要と思われるものは何も持たずに、出て行った。

そう遠くへと行けるとは思えないが、里の外は女1人で出歩くほど安全ではない。


「はい。」

三代目はようやくカカシにを探す意思が見て取れることを感じ、簡潔に出発前の情報の確認を行った。


が元の世界に戻った可能性は限りなく低い。」

「えぇ、ご丁寧に置き手紙をしていくくらいですからね。以前彼女が現れた時のことを考えるとそう考えるのが妥当でしょう。」

「フム。まぁ、そのこともあるんじゃがな。」


「他になにか?」


「どうやらがこの世界に来た原因はあやつの仕業みたいでのォ。」

三代目の視線の先には、慕っていた恩師でありこの里の英雄とまで言われる四代目火影の写真。


「まさか・・・四代目が?」
信じられないといった様子で、カカシは火影につめよろうとするがハタ、とそれも思い直す。


・・・・眠っている間に会った四代目は、なんて言っていた?


「ミナトが四代目につく時に、里とある契約ををかわしていてな。」

「契約・・・ですか。」

初めて耳にする四代目が交わした里との契約という言葉に、
それは里の中でも上の立場にいる限られたごく数人しか知りえない極秘事項だろう、とカカシは身構えた。


「そうじゃ、四代目の時空忍術はちと特殊での。あやつ自身があみだしたものじゃから初めはその性質ゆえ危惧する者もおってな。」

「先生が里を裏切ると?」

「まぁ、仮定の話じゃ。過大なる力は絶大な信頼をもたらすとともに、その大きさに恐れをなす者もおる。
 それに、その力を利用せんと考えるものも出てくるやもしれん。死体となっても十分に価値のある男じゃったからな。
 
 そこで四代目が時空忍術を発動した際には、特殊なチャクラが練りこまれるようになっており発動すれば限られた人間にのみわかるようになっておったのじゃよ。」


「それが、まだ感じられない・・・と。」

「うむ。あやつが里のために命を落としてもうずいぶんと時が経つ・・・がこの里に舞い降りた際に感じたものは気のせいだとも思ったのじゃがな。」


そこまで話して、三代目は口をつぐんだ。

「四代目は・・・いったい何の為にを?」

「さてな。あやつはもう死んでもうこの世にはおらん。故にその意思は、残された者が図り知るしかすべはないのじゃよ。」



先生が、死んでからも術を施しこの里に伝えたかったこととはなんだ?



カカシが四代目の意図を読み取ろうと、その考えに没頭しようとしているのを三代目が止めた。

にもう一度逢いたいと思うか?」


お前は何事も考えすぎる。

カカシ、


案ずるより産むが易し・・じゃ。


「えぇ、逢って・・・もう1度話しがしたいです。」

その答えに満足し、火影は2週間で戻ってくるよう命じた。


「そういえば、もう1人けしかけたままじゃったのォ。」
使いをだすかとも考えたが、それもまたカカシのためか。と三代目は火影椅子へとゆっくり腰掛けた。

さて、どうなるか。



三代目のもとから下がった後、カカシはおなじみの慰霊碑へと足を運んでいた。


どうして気がつかなかったんだろう。

全てがが居なくなる前触れだったことに

任務へと出る際に、話をしようと言ったオレに待っているとは言ってくれなかった
おかえりなさい、と言ってくれた彼女の肩にはたくさんの痛みがのしかかっていたのに

やっぱりあの時病室で、眠るを無理矢理でも手放さなければよかった。


オレは大切な事に気づくのがいつも遅い。

失ってからじゃ遅いって・・・なんで大事なときほど忘れてしまうんだ。


「ハハハ、これじゃガキのころとちっとも変わんないね。オレ。」

カカシは1人慰霊碑に話しかける。

「ごめーんね、オビト。せっかくオマエが命懸けで教えてくれたことなのにね。」

 四代目も・・・すみません。さっそくアナタの息子に叱られちゃいましたよ。」

やっぱり、先生の遺伝子はオレにはまぶしすぎますよ。

思わず羨んでしまうくらいに。


「だけど、・・・生きてるうちは取り戻せるって。教えてくれる仲間がオレにはまだいる。」

カカシは、柔らかい笑顔で足元のムサシへと視線を移す。
それに応えるように、ムサシはクゥンと一声鳴く。


だから、呆れないで見てて。

そんで今もこの世界のどこかにいる大切な人が危険なことに遭わないように。
またオレが護る日がくるまで、ちょっと代わりにのこと護ってやってくれない?

なーんて。

こんなお願い、父さんもオビトも先生だって聞いてくれないよね。

「多分、大切な人は自分で護れって。・・・まーた怒られるんだろーな。」

あるいは笑って諭されるか。

ちゃんと話をしようって、約束したからね。
たとえそれが一方的だったとしても。

元の世界へ帰っていないならば、なにがなんでももう1度話がしたい。



オレだってありがとうって、出会えて嬉しかったって





それからが大スキなんだって、言えないままじゃあ終われない。





いまさらだって、嫌われたっていい。

里に戻らないことになっても、
イルカ先生やゲンマを選んだって、構わない。



が幸せならそれでいいんだ。



最後に見た顔が泣いた顔なんて。


「それはダメでしょ。」


さーて、さっさとを探すとしますかー。
よいしょと立ち上がり振りかえると、バキッっという音と共に突然頬に鈍い痛みを感じた。



「ッイテテ・・・イルカ先生。」




「どうして、・・・失うことが前提なんですか。もう二度と失わないようにって、それくらいの根性ないんですか。
 
 アンタ上忍でしょう!!なんのための、強さです。奪うため、失うために三代目はアンタを忍にしたんじゃない!!!!」





殴られた頬を押さえながら、カカシは地面に尻餅をついたまま頭上のイルカを見上げた。
・・・あのじーさん、ナルトのほかに保険かけてたってワケね。


「三代目になに言われたか、知りませんけど


 でも、ありがとうございます・・・イルカ先生の言うとおりです。」


オレはもう、二度と大切な人を失いたくない。



が生きて、笑ってさえいてくれれば。オレはそのためにならなんだってする覚悟ですよ。」



「・・・え?」

三代目よりがいなくなったこと聞き、その時のカカシの様子から今度こそは我慢の限界だと勇んできたというのに。
カカシのはすでにその決意を固めているようだった。

「ぁ、・・・あの〜〜。」

「イルカせんせーに殴られちゃった。」

立ち上がり、あらわになった口元にわずかににじむ血を拭いながらカカシはにこにこと微笑む。


「すすすすす、すみません!!!!!」

我に返り、己のしたことの事の重大さに気がつきイルカはその場に土下座しようと身体を曲げたが。


「いーんですよ。」

「え、・・・でも。俺、中忍のくせして上忍のカカシさんになんてことを。」

「お陰で気合が入りましたから。せんせーの分まで、しっかり探してきますね。」



「あ・・・はい!いってらっしゃい!!」

こうして、カカシはイルカの爽やかな笑顔に見送られ里の門へとムサシと向かった。




「にしても、ムサシ。オマエイルカ先生がいること気づいてたでしょ、なんで黙って見守ってたワケ?」

「イルカには1発殴らせてやったほうがいいんじゃないかと思ってな。」


「・・・やっぱ色々怒ってるでしょ。」

その足を止めずに、ムサシは横にいるカカシを見上げフン、と鼻をならすと



「なんで俺を置いていかなかったのかとか、なんでアイツがあそこまで自分を追い詰めてたのかとかか?」

「うん・・・まぁそんなとこ。」

「今さらすぎたことを言ってもしかたがないだろう。
 ただ俺はの笑顔が好きだからな、あいつが前みたく笑わなくなったら俺は今度こそ本当にお前を許さん。」



「オレ、ムサシに見放されたら終わりだからねぇ。」

「だったらなにがなんでもを探すぞ。」



「りょーかい。」











数々のヘタレっぷりを発揮してくれた我が家のカカシ先生もついに覚悟を決めました!!
もういい加減にして、って思われた方ごめんなさいね(汗 でもうじうじしたカカシ先生好きなんですw
この男前はいつまで続くのかw枕元で囁きかけた暗部の方の答えあわせはいずれ。
やっぱね、カカシ先生をハッとさせるのはうずまきの血でしょう。彼のメシア的な存在感は救われます。
あとは頑張ってきたイルカ先生ですね。久しぶりに登場の三代目サマ。
途中カカシ先生がじいさんとか呼んじゃってますが、完全にワタクシの趣味です。
さて、行方知れずとなったさんの安否はどうなったのでしょう。

後半へ続くー!!